建物との調和・一体感
OFFICIAL 2019.11.25
建物は街への贈り物や財産と考えた、フランク・ロイド・ライト。
彼が手掛けた住宅は、周囲の景観や街並みとやさしく結びつく為に様々な工夫が施されている。
その一例が、建物の外側にある構造物=外構を建物と「境」がわからないように一体感を計った意匠を施すことで、「建物との調和」を演出し、外部空間を魅力的な住空間にかえる点が挙げられる。
(※写真は2013年6月30日に渡米した折、ツアー参加時に撮影)
Carriage=車寄せ(※車の乗り降りのための屋根つきの部分のことをいいます。)を併用したオーガニックハウスの事例でも、雨よけの効力(実用性)を担う一方、建物全体の雰囲気を醸し出す大事な要素(デザイン性)として、一体感を計った意匠を用いることで、存在感と重厚感を演出し、周囲の景観や街並みとやさしく結びつく住まいを実現する。
世代を超えて住み継がれる家 オーガニックハウスより