フレデリック・C・ロビー邸をモチーフにデザイン
FSM瀬田展示場 2018.9.14
フランク・ロイド・ライト自身、プレーリースタイル(prairie style)の最高傑作と呼ぶフレデリック・C・ロビー邸。
シカゴ大学の構内に建てられており、現在はフランク・ロイド・ライトの保存活動のひとつである「フランク・ロイド・ライト・トラスト」によって管理。
近年は世界遺産の申請や子供達に大人気のLEGOブロックで歴史的な建造物を再現した Architectureシリーズ等で商品化もされて折、そのシルエットの美しさが特徴。・・・水平線を意識させるため、屋根が大きく張り出している。これはフランク・ロイド・ライトの故郷であるウィスコンシン州の大草原を表現したものとも言われている。
ちなみに、当時の住宅は、内部のなかで完結するもの、という形が主流でしたが、ライト自身は大きく張り出した軒などを用いることで、外の風景や環境を内部生活に取り込もうとデザインしている。
尚、このフレデリック・C・ロビー邸をモチーフにデザインされた、3階建モデル・ノーブルシップ(NOBLESHIP)を運営するのが 、新成外興株式会社・オーガニックガーデンアーキテクツ。
名の由来は、ロビー邸が建設当時、近隣の人々からBattle Ship(戦艦)(一説には蒸気船)と呼ばれていたという説があり、船を意味するSHIPは形容詞を名詞化する「-ship」につながり、そこで、「気高い」を意味するNobleに形容詞を名詞化する「-ship」付して「NOBLESHIP」と名付けました。
この瀬田モデルハウスは、お客様にとって「気高さを感じさせる船」であり、「船で旅する移動の時間をゆったり楽しむかけがえのない体験」をこの佇まいでも実感してもらいたいという「想い」がこめられている。
(※ハウジングプラザ瀬田モデルへのお問い合わせはこちらからhttp://organicgarden.organic)
世代を超えて住み継がれる家 オーガニックハウスより